チベット仏教伝統儀式と法話

8/17土曜日、
ザ・チョジェ・リンポチェ様『チベット仏教伝統儀式と法話』に参加してきました。

ザ・チョジェ・リンポチェ師こと、ザ・チョジェ・テンジィン・ロブサン・タムチョは、1968年、南インドチベット人難民キャンプで生まれる。16歳の時に、ダライ・ラマ14世により、チベット・カム地方の偉大な高僧、ザ・チョジェの6代目の生まれ変わりとして認定される。
また、釈迦の十大弟子の一人、持律第一のウパーリ(優波離)の16代目の生まれ変わりとしも知られている。
1996年、チベット仏教ゲルク派の、5つある仏教博士号の中でも、最高位の「ゲシェー・ハラムパ」の資格を、28歳という歴代まれにみる早さで取得する。
その他、高名な師たちから様々な伝授や密教の潅頂を授かる。
現在は、アメリカ・アリゾナのフェニックスに「エマホー・ファウンデーション」を設立し、アメリカ、ニュージーランド、日本、台湾などで、チベット仏教の教えを精力的に広めている。
宗教を超えて、西洋とチベット文化の融合に尽力し、心の平安を求める人々をフォローしながら、どの政府とも、どの宗教とも、誰とも争うことなく、自分の人生を幸福に生きる智慧を説き、愛を広めている。
ダライ・ラマ14世の70歳生誕祭では、最高執行責任者を務める。 (きずな出版HPより)

すなわち、大変な高僧の方であり、なかなかお目にかかれない方なのです。

儀式は、
①ネガティブなエネルギーを排出する儀式
②ポジティブなエネルギーを入れる儀式
③結界をはった赤いひもを授かり、外からのネガティブなエネルギーから身体を守る儀式
となります。

問題は、自分自身、つまり中から産み出されるネガティブなエネルギーです。赤いひもでの結界は、効かない。自己責任です。これを乗り越えるには、ポジティブシンキングしかないのです。
自分の中には、ネガティブなものはない。自分には、ポジティブなんだと認識する。行動する。ポジティブな言葉を発する。

しかし、行動をするのは、難しい。
自分の試練は、人生に組み込まれている。組み込まれていることは、いいことばかりではない。上がったり、下がったりは、当たり前なことなのです。

泥水を飲んでいる人。今日の食べ物に困っている人が、世界中にいることを考えれば、私の問題は、ちっちゃい。なんて、恵まれているんだろう。どれだけ、ポジティブなものに恵まれているんだろう。と考え始めると、感謝が産まれてくる。
そこが、精神性が上がるポイント。
これは、仏教的にではなく、幸せになる一般的なることと伝えていらっしゃいました。

ポジティブだと毎日、練習する。自分がポジティブであり続けることが、本当に結界をはることになるのです。そして、これは、家族、友だちに影響を与えてきます。

誰がネガティブな人のそばにいたいですか?居たくないですよね。
ポジティブだと、光を放ってくる。すると、人が集まる。つまり、ポジティブに考えることにより、ポジティブな人になる、そして、光を放ってくる。

長くなって、すみません。今の私に、とても必要な法話でした。機会があれば、あなたも是非、お会いしてくださいね。
企画された梅澤様、通訳の福田様、ありがとうございました。

 

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