七草粥と小学校の思い出

今日1月7日は、七草粥の日です。七草
粥は、無病息災を願うものです。七草と
は、せり、なずな、ごぎょう、はこべら
ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずし
ろ(大根)のことです。お正月のごちそ
う疲れを解消して、腸の調子を整えるは
たらきがあるようです。(にほんの食ご
よみ   橋本加名子著)


日本には、ひな祭りなど、いろいろな行
事食がありますが、七草粥は、お正月か
ら、身体と心を日常に戻すという意味を
感じています。だから、特に大切にして
いる行事食のひとつです。現在は、スー
パーで、セットになって売られているの
で、手に入れやすいのですが、昔は、道
端のものを採取したりしました。


道端の植物といえば、小学校3年〜4年
の時の先生のことを思い出します。先生
は、大学で生物学を専攻されていて、植
物の名前に、とても詳しかったことを覚
えています。毎日、日直さんは、道端の
草を採取して、クラス朝礼のために用意
しておきます。道端の草、つまり雑草に
ついて先生は、毎朝、解説してくれます。


他の先生の朝礼にはない、オリジナルの
朝礼で、毎朝、とても楽しみでした。日
直はふたりなのですが、同じ植物を持っ
てくることもあります。それでも、違う
視点で話してくれます。そんな昔の記憶
もあって、雑草の入った七草粥を特に大
切に思うのかもしれません。あなたは、
七草粥は好きですか?