一流に学ぶ
「あれ?いったい、何歳の方なんだろう?」
先日の日曜日、義足のトライアスロン選手 古畑俊男氏の講演会で、頭をよぎった疑問です。
東京オリンピックも来年に迫り、てっきり、パラリンピックの選手かと、、相変わらずのうっかり者です。
よく考えたら、パラリンピック選手なら、今、講演会をしている場合ではないですよね。
しかし、古畑氏は、もっとすごい人でした。
57歳で、アスリート!
健常者と一緒に、トライアスロンの試合に出場されているのです。義足で、水泳、バイク(自転車)、42.195キロのフルマラソンを走っている人が、この世にいるとは❣️驚きでした。
こんなふうに書くと、古畑氏のぼやきが聞こえてきそうです。
「私は、ただの酒好きのおっちゃんです」
何をおっしゃっているのか、最初は、わかりませんでした。
「確かに、アスリートは、私の一面です」
しかし、酒好きのおっちゃんの一面もあります、ということなのです。飾らないかたなのです。
私が、一番共感したところは、最近の活動です。
「地域のこどもたちと、週1で走っています」
との一言でした。現役のアスリートとして限界に挑みながら、次世代を育てていらっしゃるのです。
こどもには、一流人とのふれあいの体験が、大きな成長を与えると、私は感じています。
その子に、その分野に才能がひそんでいたら、思わぬ一流人に育つでしょう。出会いに学ぶ!ですね。