どんど焼き

今日は、どんど焼きがありました。小正
月の行事なので、15日が正式な日です
が、神社や地域の都合で、14日前後に
行うようです。今年は、お正月は、帰省
先の実家で用意し、わが家は、しめ縄飾
りを飾ったくらいでしたので、少し物足
りなかったです。どんど焼きを迎えると
お正月も終わりを感じます。


どんど焼きとは、1月14日の夜、もし
くは15日の朝に火を炊きはじめ、立ち
上る火の中に正月飾りや書き初めなどを
くべて燃やし、無病息災や五穀豊穣を祈
る行事です。その火で焼いた餅を食べる
と、その年の厄から逃れることができる
といわれています。(こよみ用語辞典   
神宮館編集部著)


もし、どんど焼きの時期を逃してしまっ
た時は、松飾り、しめ縄飾りなどお正月
に使用したものは、塩を入れて、紙など
(半紙)に包み、一般ゴミといっしょに
処分することができるようです。住宅を
取りまく環境が、昔と違うので、理想的
にできない場合も多いですが、できる範
囲で感謝の意をもって、処分したいです。


私が子どもの時(40年位前)は、家の
そばに、広い田んぼがありました。そこ
に、やぐらを組んで、その中に、お飾り
や、書き初めなどを入れ、炊き上げまし
た。そして、その火柱の中に、竹に刺し
た餅を入れ、焼けた餅を、その場で食べ
ていました。風情があり、脳裏では、昨
日のことのように思い出されます。