稀勢の里、お疲れ様でした
「稀勢の里、お疲れ様でした」私が相撲
のことを語るのは、はたして、許される
のか?と最初に前置きをしておかないと
いけないくらい、にわか、相撲ファンで
す。今場所、リアルタイムで取組の観戦
できなくても、毎日、稀勢の里の取組の
結果が気になりました。厳しそうだけど
、勝ってほしいと思い続けました。
3日目は、シロウトの私がみても下半身
が弱いことがわかりました。ケガをする
前なら、3日とも勝っていた気がします
。しかし、4日目は、「郷土後援会」が
応援に駆けつけることから、まだ引退は
ないかなと思っていました。地元のファ
ン を大切にしてくれる横綱と、テレビで
語っている人を何度も見たからです。
しかしながら、見事に期待を裏切って、
潔く引退。本人の意志を尊重しながらも
、さみしさが消えません。大好きだった
千代の富士の引退の時には、感じなかっ
た感情です。なんだか、モヤモヤした気
持ちがうまく表現できないと想っていた
ところ、朝日新聞1月17日(木)朝刊
に下記の記事を見つけました。
元NHKアナウンサーの杉山邦博さんの話
です。このところ、何度も話題にあがる
「横綱の品格」です。稀勢の里は、勝負
に勝てばよいのではなく、まず、横綱と
して自問自答し、行動しています。私は
単に「19年ぶりの日本出身の横綱」と
してではなく、その品格に敬意をもった
応援していたということがわかりました。