富山に行ってきました その2

立山紀行、その2。

ホテル立山では、各部屋の水道の蛇口から、お山の湧水が出るようです。昔は、蛇口から出る水は、飲めるものというのが、あたりまえでした。しかし、海外へ行く機会がある人も多くなり、また外国人旅行者も増加したためか、最近は、日本のホテルにもミネラルウオーターのペットボトルが置いてあることに違和感を感じません。

 


普段、お水を不自由なくいただけるため、私は、お水への感謝を忘れがちです。今回、初夏の富山駅から、バスは、私を残雪の残る立山に運んでくれました。この高低差が、標高の低い町に住む私たちにも、一年中、豊かなお水を与えてくれるんだとリアルに想像できます。日常と離れた時間を持てたことで、あらためて、お水へ感謝できる機会を持てて、よかったと感じました。

 


次の日は、富山の名水を、もう一つ、いただきました。「大岩山(おおいわさん)日石寺(にっせきじ)の藤水」です。本尊は、大岩壁面に刻まれた、磨崖仏の不動明王像です。存在感にあふれ、特に、眼力を感じました。この不動明王の厳石を廻り出る御霊水は、眼病平癒に霊験ありといわれているとうががい、とても納得できました。

 


実際、御霊水をいただいてから、眼の疲れが少なくなった気がします。雨の中、階段を上がるのは大変でしたが、普段以上のマイナスイオンを浴びることができたことも、眼によかったのかもしれません。今回の旅で、ちょいと元気回復です!!

 

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