少ない持ち物で暮らす

物を持たない暮らし方に、あこがれます
ね。ついつい、いろんなかたちで、家に
物を持ち込んでいます。まだ、使えるか
なと使いかけの物を持ち帰ったり、あま
った物を持ち帰ったり、余分なストック
を持ち帰ってたり、と家の中の物を増や
してしまいます。そして、いざ使う時に
どこにあるか、わからなかったりします。


今、ひと部屋だけの家を作ったり、一軒
家を数家族でシェアしたり、と、少ない
持ち物で暮らす人が増えているようです
。家を小さくして、家にかかるお金を減
らして、駅近くに住むとか、趣味にお金
をかけるとか、今まで、住居費として支
出するお金が減り、狭い場所で暮らすた
め、必然的に物が減ることになります。


また、部屋の中に、六畳の部屋を作り、
物のないスペースを楽しむというと発想
もうまれているようです。部屋の中に、
閉ざされた空間を作ることによって、あ
る時は書斎に、ある時は子供部屋、ある
時は収納スペースとなります。その場所
は家の中の秘密基地としての役割を持つ
ことになります。


このように、物に囲まれた幸せから、物
から解放された空間を楽しむというとい
う発想は、別の豊かさを産むことになっ
いるようです。実際に、人がすぐに把握
できる範囲は、ほんの半径数メートルの
の中であることが多いのではないでしょ
うか?私も発想を変えて、生活を見直し
たいと思います。