目に見えないものを信じた瞬間

神社やお寺は、お正月と法事ぐらいにしかお参りしなかった私が、なぜ、目に見えないものに目覚めたのか、振り返ってみました。正確ではないかもしれませんが、子どもの存在が関係している気がします。子どもは、二人いるのですが、上の子が1歳前後の時に、子どもとともに私もノロウィルスにかかりました。私が薬を飲むため、母乳をやめることになりましたが、とても嫌がりました


しかし、母乳をやめてみると、私のほうがさみしく、病気が治ったからまた、飲んでくれるかな?と試してみました。1歳前後でやめる時は、とても嫌がっていましたが、時がたつと、未練を断ち切るのでしょうか。

「おっぱいだよ。」

と言っても、キョトンとしていました。


しかし、しばらくすると思い出したようです。程なく、二人のおっぱいタイムは戻ってきました。そして、また、2歳を過ぎるまで、蜜月の時が過ぎたのです。しかし、2歳を過ぎた頃から、今度は、私のほうから、別れを告げたくなってきました。二人目が欲しくなったからです。さすがに、妊娠しながら、おっぱいをあげるのは大変だと思ったからです。


ある日、思いついたように私は話し始めました。

「そろそろ、おっばいは、赤ちゃんにあげる?」

と。すると、あっさり、

「うん」とうなずくではありませんか。

予想しないリアクションでした。もしかして、

「おなかに、赤ちゃんいるの?」と聞くと、

「そうだよ」ときっぱり。二番目の赤ちゃんを授かったことを知った瞬間でした。